伝統を誇る豊中高校ー池田高校定期戦が昨年12月28日、エキスポフラッシュフィールドからMKタク
シーフィールドエキスポに改名された会場で行われました。両校は旧制中学時代の1946年12月28日
にわが国で最初にフットボール試合を行ったルーツ校です。その後定期戦として毎年開催し、ライバ
ルとして競い合って来ました。
さて試合は池田のキック、豊中のリターンで開始。豊中はエースQB太田が欠場し、#4WR西村と#47RB
藤瀬が交代でQBに入ります。豊中の最初のオフェンスシリーズはパントに終わりましたが、この後オフェ
ンスが爆発。まず自陣43ヤードの第2シリーズでは、ランで3ヤード前進して第2Dの4分34秒、QB西村と
RB藤瀬の左オプションプレー。藤瀬がタッチラインを駆け抜けて60ヤードTDラン。K西村のTFPも決ま
って7-0と豊中が先制します。池田をパントに押さえた豊中は続くオフェンス第3シリーズも、自陣40ヤ
ード付近から第1DでQB西村が自らキープして相手ラインを突破。そしてそのままタックルを振り切って
5分47秒、凡そ60ヤードのTDラン。TFPには失敗したものの13-0と豊中がリードを広げます。更に第4
シリーズでも自陣32ヤードからRBのロングランで敵陣29ヤードへ。そして9分43秒QB西村から#98WR
萩へのロングパスTD。TFPも決まって20-0と豊中が池田を圧倒して第1Qを終了します。第2Qそして第
3Qは両校ともディフェンス陣が踏ん張ってゲインを許さず、パントの応酬となつて無得点。20-0と豊中が
リードしたまま最後の第4Qに入ります。このQ早々、池田の自陣エンドゾーン前での相手パントを、豊中
のディフェンス陣が突っ込み良く阻み、エンドゾーン内で押さえてセーフティを奪取。2点を加えて豊中は
22-0とします。断然優位に試合を進める豊中は、自陣41ヤードから第1Dランで5ヤード、第2DQBキープ
で4ヤードゲインします。続く第3DでQB西村がキープして2分34秒、エンドゾーンに飛び込んで凡そ50ヤ
ードのTDラン。3プレー、59ヤード、タイム1分28秒の速攻TDランでした。TFPもなつて豊中は29-0と圧
倒します。この後豊中は池田に自陣13ヤードまで押し込まれますが、デイフェンス陣が奮闘して得点を
許さず結局、29-0と豊中が好守に池田を完封。定期戦3連勝し新人大会に弾みをつけました。


2022大阪府秋季大会

定期戦


2022大阪府秋季大会 組合せ・日程∔結果

フォツトグラフ・・・

定期戦 3連勝

池田を攻守に完封

   1Q   2Q    3Q  4Q   合計 
 豊 中  20    0    0    9    29 
 池 田   0    0    0    0    0  

12月28日(水) MKタクシーフィールドエキスポ(旧エキスポフラッシュフィールド)

伝統の定期戦 豊中高校ー池田高校


第4Q 大阪学院にコールド負け

   1Q   2Q   3Q   4Q  合計 
 豊 中    0    0    3    0    0 
大阪学院   20    14   3   12   49 

[敗者同士]豊中高校ー大阪学院高校
10月10日(月・祝) 関大一高校グランド


写真提供/鈴森 仁氏(22期)

(第4Q 82TE安東のリバースTDは反則で幻に)

(第1Q99RB柴崎の好ブロックで12QB太田が同点TDラン) 

大阪学芸に追いつけず敗退
パスで劣勢 2本のTD許す

   1Q   2Q   3Q   4Q  合計 
 豊 高    7    0    0    0    7 
大阪学芸    7    10    0    0    17 
【1回戦】豊中高校ー大阪学芸高校
9月25日(日) 追手門学院高校グラウンド

(情報提供/大阪高体連アメリカンフットボール部)

*この結果、1位:箕面自由学園高校、2位:大阪産業大学付属高校そして3位:関西大学第一高校
の3校が、全国高校選手権に出場します。

*試合時間は1Q10分正式計時。コールドゲームは前半終了時以降43点差
*同点の場合、タイブレークシステムにより勝敗を決する。(⑦⑩⑬は除く)

顧問 川口峰広先生のレポート

 雨は無事にやみ、どちらもラン中心で展開していましたが、大阪学院のランプレーを
こちらがタックルしきることができず、何度もロングゲインをされる状態でした。
3Qでは一時スターターが下がったためかオフェンス、ディフエンスともに押し返すこともでき、
なんとかFGを決めることができました。しかし、最後に3年生が再び出ると、そのままゲインされ
続け、押さえきることができませんでした。
 ここから練習試合を重ね、なんとか池田高校との定期戦、新人戦で結果を出し、春季大会で
勝っていけるようにしたいと思います。

パスの精度 より一層の向上を
 全国大会(クリスマスボウル)に繋がる2022年度大阪府秋季大会が9月23日(金・祝)に開幕。第2日の
25日(日)には3試合が、追手門学院高校グラウンドで行われました。第1試合で豊中高校は大阪学芸
高校と対戦。春季大会では両校とも1回戦で負けています。
豊中のキック、大阪学芸のリターンで試合開始。自陣41ヤードからオフェンスの大阪学芸は、第3Dで
ロングパスを決め、レシーバーがそのままエンドゾーンに駆け込んでリズム良く先制のTD。7-0と大阪
学芸が幸先よく優位に立ちます。リードされた豊中、オフェンス第1シリーズはパントに終わったものの、
相手オフェンスのゲインも許しません。大阪学芸のパントをリターナー#47藤瀬が、敵陣47ヤード迄好
リターン。勢いづいた豊中は、RB藤瀬が10ヤードランでFD。更に相手陣に進み、最後は#QB太田が
自らキープしてTDラン。キッカー#39大恵のTFPもなつて豊中は7-7の同点として第1Qを終了します。
第2Qに入って豊中のディフエンスが大きく崩れます。その発端は、中央線付近からの豊中のパント
フォーメーションでパンターが、スナップされたボールをキャツチミス。大きくロスし、自陣30ヤード迄
後退し攻守交替です。なおもロングパスでエンドゾーン直前まで侵入されます。このピンチは豊中ディ
フェンス陣が踏ん張り、TDは許さずFGに止めて7-10とします。しかし残り時間僅かでTDパスを通され、
TFPと併せて豊中は、7-17とリードを広げられて前半を終了。
 後半リターンの豊中。反撃が期待されます。#82TE安東の突進で相手陣へ進入した所で第4Qへ。
続いてRBの30ヤード近いロングランで大阪学芸陣28ヤードへゲイン。この絶好機に第1・第2Dとパス
不成功。パスに正確さを欠きます。第3Dで9ヤードのランと必死に粘りますが、第4DギャンブルもQB
太田の起死回生のキーププレーがFDに届きません。更に攻撃権を奪取した豊中は残り1分7秒、QB
太田から#4WR西村へのロングパスが決まり、エンドゾーン迄残り10ヤード。ここで太田ー西村間で
リバースプレーを敢行しますが、反則で実らず試合終了。大阪学芸高校が2回戦に進みます。
豊中高校は大阪学院高校と、できるだけ多くの試合を経験させたいと考える高校連盟の意向に沿って
10/10に敗者同士の試合を行います。