―「ロードランナーズ」のマネージャーになられたきっかけ、ないしは動機は何でしたか。
 それがなぜかよく分からないんです…。
ただ、入学前に豊高を見学に行ったとき、アメフット部の方々とすれ違ったんです。ショルダー姿を間近
でみたのは初めてだったのでインパクト大でした。
 ―高校フットボール生活での一番の思い出は…。
 夏休みの二部練です。
冷たいお水をくむために校舎を走りまわったこと。
 ―CS放送のスポーツチャンネル、スカイ・Asports+の仕事に就かれた経緯は何ですか。
 私はフリーアナウンサーという立場で仕事をしているのですが、所属していた事務所の別部署がたま
たまスカイAアメフット中継の制作をしていました。それで中継がある度に実況アナウンサーさんの仕事
を勉強がてら見学させていただいていたところ、スカイAのプロデューサーさんからレポーターをやらない
かと声をかけていただいたのがはじまりです。
 ―豊高OGの肩書きが、仕事に大いに役立っているとのことですが。
 取材のときに「豊中高校でマネージャーしていました」と言うと、選手やコーチとの距離が縮まるように
感じます。アメフット好きなんだな、アメフット知っているんだなあと感じてくださるのでしょうか。心を開い
てくださるように思います。私がレポーターを始めたころ、パナソニック電工インパルスに、高校で一学年
上の松田宗門さんがいらっしやいました。いまでも宗門さんの後輩やろ?と声をかけていただいたりします。
 ―今年、ジャーマン・ジャパン・ボウル(4/24、ドイツ・デュツセルドルフ)で日本女性としては初めて
 実況放送されたそうですが、いかがでしたか。
 本当に難しかったです。ただ、現地で生実況ではなく、
後日試合のVTRをみながら日本代表の森ヘッドコーチに
解説いただき実況をするというかたちでしたので、収録日
まで時間をかけて準備することができました。
とはいえ実況デビューがいきなり国際試合。(普通実況
アナウンサーはデビューまで一年以上練習を重ねると
いうのに…)。テレビを見る方々からすると未熟さを感じずに
はいられないはずです。さらに女性の声というだけで抵抗を
感じてしまう方もいるでしよう。そんななかで自分が気を
つけるべきことは、背伸びをしないこと。収録当日までは
出来る限りの準備を、そして本番は背伸びをしない、それを
心がけました。
 ―仕事上での“夢”もしくは“目標”を聞かせてください。
 スカイ・Aでは毎年クリスマスボウルの中継をしています。
いつか母校の中継ができたら、そんなに嬉しいことはありません。! !
 ―貴女にとってフットボールの一番の魅力は。
 真正面からぶっかっていく激しさ。仲間を信じる気持ちとぶっかる勇気。
 ―最後に、現役の「ロードランナーズ」にメッセージを。
 私の場合、将来どうなりたいのか、何がしたいのか、なかなかみつけられずにいた高校時代でした。
とにかく高校生活を思いっきり楽しんでいた、ただそれだけです。もちろん何がしたいのか、早くみつけ
られるにこしたことはないけれど、みつからなくても、この先どこでどんな出会いがあるかもわかり
ません。だからこそいろんなことをして、いろんな人と出会って思い切り楽しんでください!!。そして…
大学に入ってもアメフットを続けてください ! !。

【インタビュー】


*橋本新主将のもと、新入部員24人
 (6月末現在)も加わってロードランナーズは、
 新たなスタートを切りました。

#55/OLDL/2年/身長 176p/体重 115s/橋本 亮主将

新主将に聞く

(ジャーマンジャパンボウルが開催された
エスプリアリーナーのフィールドに立つ
小西さん)

アメフット中継に関わって

(4/3 大阪春季大会一回戦対浪速から)

 

写真提供/田村 雅史氏=高校20期
       鈴森 仁氏=高校22期

インタビュァーとして活躍の小西さん

(5/9 対池田定期戦から)

(実況中の小西さんと日本代表森ヘッドコーチ)


フリーアナウンサー
(スカイAsports+アメフット中継レポーター)小西 綾子さん(46期)

プレーで、行動でチームを引張っていきたい
目標は関西大会優勝です !

高校マネだったことが仕事上大いに役立つ
大学に入ってもアメフットを続けてください ! !

 

 ―フットボール部(ロードランナーズ)に入ったきっかけ(動機)は…
 先輩から誘われ、部内の雰囲気も良く、先輩方からも優しくしていただきましたし、高校生活を
充実させることができると思ったので。
 ―主将に選ばれたときの素直な気持ちを聞かせてください。
 嬉しかったです。上の代はすごい先輩がたくさんいて強い
チームでしたが、「絶対超えてやる !」という気持ちでした。
 ―チーム(部員)をどのように引張っていこうと考えていますか。
 自分は口が上手いほうではないので、プレーで、行動で
チームを引張っていきたいです。
 ―その一方で、部員一人一人に望むことがあれば…。
 一人一人が意識を高く持って、主役になるような気持ちで
やってほしいです。
 ―どのようなチーム作りを目指しますか。
 “ダントツ”で強いチーム。
 ―最後に、目標を聞かせてください(抱負)。
 関西大会優勝です !

(2009パールボウル優勝の鹿島・森ヘツドコーチに
インタビュー)

(2009パールボウルMVPの鹿島RB佐藤昭一郎選手
にインタビュー)