受賞(神戸大学レイバンズ最優秀守備賞 新人賞)して
2010年度
写真提供/鈴森 仁氏=高校22期
※ロードランナーズの卒業生が最も多く在籍('10年6名)するレイバンズ。その
レイバンズで'10年、目覚しい活躍した選手、スタッフ(6部門)の表彰があり、
その中でロードランナーズ出身者から花田、麻生の両君が選ばれました。
―先ず「受賞」の感想を聞かせてください。
花田 7年間フットボールをしてきて初めてこのような賞をいただいたので、
素直にうれしいですし、大学でこのような賞をいただけたのも、当時の
顧問であった伊敷先生や佐藤監督、コーチの方々、ロードランナーズ
関係者の方々に支えられて豊中高校ロードランナーズという素晴らしい
環境の中で3年間を過ごせたことが大学のフットボール生活への大きな
力になりました。
麻生 賞をもらえるような活躍が出来ていないので驚いたが、その分来年は
もっとがんばろうと思った。
―2010年度シーズンは、あなたにとってどうでしたか。
花田 2010年度シーズンは決して楽なシーズンではありませんでした。周囲から
2部降格の危機とまで言われましたが、「絶対周りを見返してやる ! 」と
チーム一丸になれたことが秋シーズンの3勝という結果につながった
のだと思います。2010年度シーズンは4回生が少なく、下回生が多く活躍
したシーズンでした。僕達は1部残留という最低限のことまでしか達成でき
ませんでしたが、2011年度シーズンは昨年度大きく成長した後輩達が
関西リーグに旋風を起こしてくれるはずです !
※'10年記録=QBサック/2回
麻生 自分の思うようなプレーがなかなかできなかった。上位校のレベルの
高さを感じた。
※'10年記録=レシービンク゜/13回 121ヤード
―練習等で常日頃から心掛けていることがありましたら。
花田 とにかく考えてフットボールをすることです。高校経験者の少ない神戸大学
が経験者の多い私立大学に勝つのは、とても大変なことです。そのなかで
神戸大学が1部リーグで居続けられるのは学生主体で、選手個人個人が
プレーを深く理解しているからだと思います。辛く苦しい練習を経て試合で
相手オフェンスのプレーが自分のデザインしたとおりに止まったときは最高に楽しいです。
麻生 出来るだけ試合と同じ様な精神状態で1球1球大事にプレーすること。
―豊高時代の一番の思い出は…。
花田 2年生の秋シーズン、3年生の春シーズンで高槻高校と戦った時のことが記憶に残っています。
2年生のときには全く歯が立たず完封負けしてしまいました。3年生の春の大会で対戦相手が
高槻高校に決まった時には、秋シーズンの借りを返すため、昼は練習、夜はビデオとフット
ボール漬けの生活を送りました。試合は負けてしまいましたが、この経験が大学でのフット
ボールにも活きたなと感じています。
麻生 最終学年の春に関西大会に出たこと。
―現役のロードランナーズにメッセージを…。
花田 豊中高校ロードランナーズというチームは伝統のある他の高校とは違う特別なチームだと
思います。現役の選手たちにはそれを誇りに思って欲しいです。新3年生は残り少ないシーズン
ですが、かって偉業を成し遂げてきた緒先輩方に追いつき、追い越せるよう努力して欲しいと
思います。とにかく悔いのないように ! !
麻生 練習時間がどうしても短くなってしまうと思うので1プレー毎に何かを得れるように考えながら
練習して下さい。
―最後に、今後に関して…。
花田 今後直接フットボール触れることはなくなるとおもいますが、高校、大学共に1OBとして、
試合を観に行かせていただきたいと思います。
麻生 2回生になり、エースレシーバーとしてオフェンスを引張っていきたい。
(花田 英大君)
(麻生 将弘君)
麻生 将弘君(2年 #88/WR)
神戸大学レイバンズ花田 英大君('10年卒 #3/LB)
新人賞
最優秀守備賞