1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
大阪選抜 | 14 | 7 | 15 | 7 | 43 |
京都選抜 | 0 | 6 | 14 | 0 | 20 |
【第2試合】大阪府高校選抜ー京都府高校選抜
6月28日(土) 王子スタジアム
MVP:畑 卓志郎(関西学院高等部/#18 QB)
MIP:金本 啓志(滝川/#85 TE)
敢闘選手賞:浦田 弘志(北大津/#2 RB)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
兵庫選抜 | 14 | 0 | 7 | 14 | 35 |
滋賀選抜 | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 |
【第1試合】兵庫県高校選抜ー滋賀県高校選抜
6月28日(土) 王子スタジアム
MVP:宜本 潤平(大産大附/#9 WR)
MIP:中村 正芳(大産大附/#23 DB)
敢闘選手賞:上村 真功(立命館宇治/#3 RB)
関西の高校生によるオールスターゲーム、第6回プリンスボウルが6月28日(土)、雨模様の王子
スタジアムで行われ、第1試合では、兵庫県高校選抜が滋賀県高校選抜に35−7と快勝した後、
第2試合では、大阪府高校選抜と京都府高校選抜が対戦しました。
京都選抜のキックオフで試合開始。レシーブ大阪選抜のオフェンスは、関西大会優勝の大産大附
ユニットがファーストチーム。同じく2位の関西大倉ユニットがセカンドチームで編成。ディフェンスは、
各校のオールスターメンバーですが、豊中から選ばれた前主将の白石健太選手はセカンドチーム
の#66DEで出場し、QBサックを決めています。対する京都選抜のオフェンスは、京都大会優勝の
同志社国際ユニットがファーストチーム。2位の立命館宇治ユニットがセカンドチームでの編成です。
大阪選抜は第1シリーズ、大産大附ユニットが登場。大産大附のオフェンスは、大型ラインの強力な
ブロッキングに支えられ、#10QB荒木のリードでエースRB(TB)#22井上、#39RB(UB)山崎のランを
軸に、#9WR宜本らレシーバー陣へのパスをタイミング良く織り交ぜるスタイルですが、この日も、その
威力を存分に発揮して攻め立てます。相手陣深く攻め込んだ大阪選抜は3分50秒、UB山崎が中央を
突破し、残り26ヤードを走り切ってTD。TFPは清風の#14K胡内が慎重に決めて、大阪選抜が7−0と
先制します。同志社国際ユニットによる京都選抜のオフェンスをパントに追い込んだ大阪選抜は自陣
42ヤードからの攻撃で、このシリーズも大産大附ユニットが登場。ここでもラン、パスとリズム良いオフ
ェンスでケインを重ねて9分15秒、TB井上のランで2つ目のTDを奪います。#85K高森のTFPもなって
大阪選抜は14−0とリードを広げます。これ以上離されたくない京都選抜は、立命館宇治ユニットが
登場し、#16QB中島から#10WR本窪田、#19WR一宮へのパス、#3RB上村のランなどテンポ良い攻め
で前進。第2Qに移って、敵陣エンドゾーンに近づいた京都選抜は、FDまで残り2ヤードで第4Dギャン
ブルを敢行してパス成功。最後は本窪田への21ヤードのTDパスが決まり、TFPは不成功に終わった
ものの、京都選抜は6−14と迫ります。勢い付いてきた京都選抜はこの後も絶好の反撃機を掴みます
が、フィールドゴールの失敗や相手エンドゾーン迄残り4ヤードからのパスを、相手DB#88大阪学芸の
河田にインターセプトされタツチバックとなるなど得点できません。逆に大阪選抜はタッチバックでの
自陣20ヤードからのオフェンスでは、QB荒木ーWR宜本の強力パスコンビでミドル、ロングパスを連続
3本成功させて、たちまち敵陣エンドゾーン前2ヤードと迫ります。この好機に11分24秒、TB井上が
真中を突いてTD。K胡内のTFPもなって大阪選抜が21−6と引き離して前半を折り返します。
第3Qに入って、リターンの京都選抜は立命館宇治ユニットが出場。QB中島が立て続けにパスを
通して相手陣26ヤードへ。更にWR一宮へのパス成功でエンドゾーンまであと2ヤードと攻め立てます。
そして2分20秒、#29RB村上が飛び込んでTD。TFPは龍谷大附平安の#26K山本が確実に決めて
京都選抜は13−21と食い下がります。京都選抜を何とか振り切りたい大阪選抜は、このシリーズも
大産大附ユニットで攻めます。大産大附ユニットは関西大会優勝チームに相応しく、ラインバックス
絶妙のコンビで相手を圧倒。5分10秒には、宜本への21ヤードのTDパス。K高森のTFPと併せて
28−13と京都選抜を突き放します。更には8分50秒、相手パスを#23DB中村が自陣エンドゾーン内
でインターセプト。中村はそのまま凡そ100ヤードのロングランで相手エンドゾーンに駆け込むビッグ
プレー。TFPも、キックすると見せて宜本の右ランで2点追加。大阪選抜は36−13と試合を決定づけ
ます。勝負をあきらめない京都選抜は立命館宇治ユニットで11分30秒、RB上村のランでTD。TFPも
決めて20−36とし、第3Qを終了。最終Qを迎えて大阪選抜は、関西大倉ユニットのエースRB、#35
長山の突進などで攻め込んで5分20秒、#15QB福井ー#17WR押谷へのTDパス成功とK胡内の
TFPで7点を追加。43−20とダメを押します。結局、このまま試合終了。関西大会1・2位チームのいる
大阪府高校選抜が、実力どおり順当に京都府高校選抜を下しました。
なお、MVPには、チームの主将で1TD1TFPを決めると共にしばしば好レシーブでチャンスメーカーと
なった大産大附のWR宜本潤平選手が、MIPには、自陣エンドゾーンから相手エンドゾーンまで凡そ
100ヤードを駆け抜けて、インターセプトリターンTDを果たした同じ大産大附のDB中村正芳選手が、
そして敢闘選手賞には、たびたび力走して1TDを入れた立命館宇治のRB上村真功選手が、それぞれ
選ばれました。
PrinsBowl 2008
第6回プリンスボウル