公式戦勝利に寄せて

 HPをご覧の皆様、平素よりロードランナーズに応援を賜り、誠にありがとうございます。
お蔭様で春季大会1回戦に勝利することができました。誠に申し訳ないのですが、私が
豊中に赴任してから公式戦での勝利はこれが初めてでございます。 ここまでの戦績を
ご存知の方はご承知の通り、現チームは決して初めから勝てるチームではありませんで
した。秋季大会、池田高校との定期戦も大敗という状態で、そこから這い上がってきた、
といえます。77・78期だけが途轍もない努力をした、ということではなく、この「1勝」はこれま
で私が関わった76期までもよく努力をしていたことの積み重ねであることをお伝えしたいと
思います。 私がコロナ禍に赴任して、周りと隔絶した中で活動を再開した74-75期から、
途絶えてしまったOBOGとの繋がりがここまでで少しずつ回復し、今では関わってくれる
OBOGも、コーチも増え、チームトレーナーも来てくれる方がいます。そして、保護者の皆様の
ご理解の深さ、熱意、サポート力、本当に頭の下がる思いです。それもこれも、ここまでいつも
自分たちで考え、試行錯誤しながら努力を続けてきた部員がいたからこそです。 これができた
最も大きな理由は、綿々と続いてきたロードランナーズの繋がりです。77期が76期と共に育ち、
その76期は75期ととも、、ここまで豊高ロードランナーズの矜持が受け継がれてきたからこそ、
今でもロードランナーズらしさがあると思います。それを続けることは今の高校フットボールの
現状からすれば、勝ちづらい状況になってしまうものかもしれませんが、「自分たちこそがチー
ム主体なのだ」という自主・自律の精神は、部員は勿論、スタッフ、OBOGいずれもが共有する
思いだと実感しています。これからも 部員たちがアメリカンフットボールを通して人間力を高めて
いけるように、校内校外問わず協力体制を築き、支えたいと思います。 ロードランナーズの歴史
はまだまだ続いていきます。どうか皆様が今よりも少しずつで結構ですので、ご関心を、ご支援を
、お力添えをいただければ幸いです。 最後になりましたが、貴重な発信の場をいただきました山
本様をは0じめ、ロードランナーズに関わるすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
川口峰広

以上、長々となってしまいましたが、感想を送らせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

大阪府立豊中高等学校
アメリカンフットボール部 顧問 川口 峰広

 

久々の勝利にベンチ盛り上がる
 2O24年度大阪高等学校春季アメリカンフットボール大会は、第53回関西高校選手権の府予選を
兼ねて4月6日、MKタクシーフィールドで開幕しました。大会二日目・4月7日の第1試合で豊中高校は
大阪学芸高校と対戦。大阪学芸のキック、豊中のリターンで始まりました。
豊中は最初のオフェンスシリーズの第2D、#12QB亀井から#1WR河瀬へのロングパス成功で敵陣へ。
更に#92TE岩田の左オープンラン&相手反則でゴール目前迄進みます。そして第1Q3分53秒、#6RB猪
瀬の2ヤードTDランで先制し、#1K加賀田のTFPで7-0と豊中は幸先のよいスタートを切ります。そして
大阪学芸のオフェンス第1シリーズをFD更新1回に止めた豊中は、自陣46ヤードからのオフェンス第2
シリーズでも、QB亀井のパス攻撃で優勢に試合を進めて第2Qへ。まず#21RB富の左オープンランで
相手陣25ヤードへ。続いてこのQ早々の0分49秒、#5QB小味淵が#92TE岩田へ25ヤードTDパスを通し
、TFPは成功しませんでしたが6点を加えて豊中は13-0とリードを広げます。何とか挽回したい大阪学
芸の必死のオフェンスで立て続けに5連続FDを奪われ、そのうえ反則を犯すなど自陣エンドゾーン寸前
まで攻め込まれます。ここからディフェンスが踏ん張り、最後は#6LBも兼ねる猪野の激しいロスタック
ルで前半のタイムアップ。豊中が13-0とリード保って折り返します。後半の第3Q、リターンの浪速の攻
撃を豊中のディフェンス陣が奮闘して前進を許しません。更に相手のパントミスにつけこんで敵陣34
ヤードからの攻撃権をつかみ取ります。かさにかかって攻める豊中は、RB富、RB猪野のランでFDを
重ねた後7分、QB亀井が#17WR河野へパス。相手ディフェンスを振り切ってエンドゾーンでフリーとなつ
た河野がTDパスをキャッチ。TFPは前の得点時の失敗から2点を狙ってランでエンドゾーンに駆け込
み成功。21-0と優勢に試合を進めて第4Qへ。このQでも大阪学芸側のパント体制でスナップを受けた
キッカーがゴール前で膝をつく反則で豊中に願ってもないチャンスが転がり込みます。そして5分07秒、
RB富が21ヤードTDラン。TFPも加えて28-0とします。守備陣の堅守で相手の突進を許さない豊中は、
試合終了間際の9分24秒にも#5QB小味渕が、自らキープして10ヤードのTDラン。TFPも成功し、最後
は相手のパスをインターセプトして試合終了。豊中高校は35-0と大阪学芸高校を完封。2020年の新人
大会以来公式戦4年超ぶりの勝利を飾りました
。次戦は4月14日に行われる追手門学院高校と大阪
学院高校の勝者と4月21日に対戦します。

(情報提供/大阪高体連アメフト専門部)

戦績・観戦記

*試合時間は1Q10分正式計時、ハーフタイム10分
*試合はすべてMKタクシーフィールドエキスポで開催
*同点の場合、タイブレークシステムにより勝敗を決します

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■2023秋・2024冬

{春季大会1回戦} 豊中高校ー大阪学芸高校
   4月7日(日) MKタクシーフィールドエキスポ


春季大会 組合せ・日程&結果

公式戦勝利 4年超振り
攻守に奮闘
大阪学芸を完封

   !Q   2Q  3Q   4Q  合計 
豊 中    7    6    8   14   35 
大阪学芸    0    0    0    0    0 

情報提供/大阪高体連 アメフト専門部




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